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三木谷浩史経歴や人物像を調査!「企業の枠を越えて、未来を信じ、共に明日を創っていく」楽天グループの見据える未来とは?

三木谷浩史氏は、日本国内でインターネット関連事業を展開する楽天グループの創業者です。

楽天は創業後、早いスピードで成長し、瞬く間に日本を代表する大手企業の仲間入りを果たしました。そんな楽天グループの成長に導いているのが、代表取締役会長兼社長の三木谷浩史です。

この記事では、華々しい経歴を持つ三木谷浩史氏のプロフィールや実績、ビジネスを通じて目指していることについてご紹介します。

三木谷浩史氏のプロフィール

まずは、三木谷浩史氏がどのような人物なのか、プロフィールをご紹介します。

三木谷 浩史(楽天グループ株式会社より)

三木谷 浩史(楽天グループ株式会社より)
名前 三木谷 浩史(みきたに ひろし)
生年月日 1965年3月11日
出身地 東京都渋谷区松濤(松濤幼稚園の跡地)
居住地 -
最終学歴 一橋大学商学部卒業、ハーバード大学経営大学院修了
職業 楽天グループ 創業者・代表取締役会長兼社長
東京フィルハーモニー交響楽団理事長、一般社団法人新経済連盟代表理事、株式会社楽天野球団代表取締役会長兼オーナー、株式会社クリムゾンフットボールクラブ(現楽天ヴィッセル神戸株式会社)代表取締役会長 他
趣味 ワイン、ゴルフ等

三木谷浩史氏は、著名人の親族が多い裕福な家庭で誕生しました。父は、日本金融学会の会長を務めていた神戸大学の名誉教授である三木谷良一氏です。

ちなみに、楽天ヴィッセル神戸取締役副会長で、神戸サッカー協会会長の三木谷研一氏は2歳上の実兄になります。また、4歳上の姉もおり、医師として活躍しているそうです。

父方の祖母の先祖には徳川四天王の一人である本多忠勝がおり、第9代目山崎藩主の本多忠明は高祖父にあたります。さらに、母方の祖父は東洋商事の社長を務めた浦島秀雄氏、従兄弟にはミノルタカメラの総合者である田嶋一雄氏もいます。

三木谷浩史氏は楽天グループの創業者・代表取締役会長兼社長であると同時に、新経済連盟代表理事をはじめ、東北楽天ゴールデンイーグルスの会長兼球団オーナー、Jリーグヴィッセル神戸会長など様々な役職にも付いています。

三木谷浩史氏の経歴・実績

兵庫県神戸市で誕生した三木谷浩史氏は、一橋大学商学部を卒業しています。大学では金融論を学んでおり、卒業後はみずほ銀行(旧日本興業銀行)に入行しました。

1993年にアメリカのハーバード大学経営学修士MBA)を取得して、日本に戻ってきています。1995年にみずほ銀行を退社して、1997年にのちに楽天となるECモール運営会社で起業しました。

三木谷浩史氏が起業を決めたのは、阪神大震災で親戚や友人を亡くした経験だと言います。震災をきっかけに「日本が終わってしまうのでは」という不安から「できることはすべてやろう」と決意し、人々や社会の役に立つために起業しました。

創業から2013年で、楽天の国内グループサービスの年間流通総額は4兆円を超え、短期間で急成長を果たしています。急成長できた理由としては、「インターネットの可能性を真剣に信じていた」ことをインタビューで挙げています。

三木谷浩史氏は、世の中の1歩・2歩先を見据えて商売を行っており、変化する環境を想定しながら、ゼロベースのビジネスモデルを構築してきました。

創業当時、インターネットショッピングは流行らないと酷評されていましたが、三木谷浩史氏は本質を見抜いてECモール事業を展開し、成功を収めたのです。

2008年に発行されたフォーブス誌の日本人富豪ランキングでは、38億ドル(約4,000億円)の資産を保有しているとして、8位にランクインしています。その後のランキングでも上位にランクインしており、2015年のランキングでは68億ドル(約1兆400億円)にも増え、3位となりました。

三木谷浩史氏が取り組む慈善活動

三木谷浩史氏は、以下の慈善活動にも積極的に取り組んでいます。

2011年 東日本大震災の被災地に個人の資金から10億円強、会社からも3億円を寄付
2015年 セールスフォームの創業者であるマーク・ベニオフ氏と共同で京都大学iPS細胞研究所に計5億円を寄付
2016年 熊本地震の被災地に個人の資金から3,000万円を寄付し、会社から3,000万円相当を拠出
2020年 新型コロナウイルス感染症の流行をうけ、こうべ医療者応援ファンドを寄付
大阪府に対して個人が所有するホテルを感染者受け入れ施設として無償で提供
2021年 9,000万円を寄付して、フルブライト・プログラムに参加する日本人を支援するための奨学金を設立
2022年 ウクライナにロシアが侵攻後、ウクライナ政府に10億円を寄付

三木谷浩史氏は、個人でも多額の寄付を多数行ってきました。

2021年には、多額の私財を寄付した実績が評価され、紺綬褒章に付する飾版並びに賞杯を授かっています。

三木谷浩史氏がビジネスを通じて目指していること

三木谷浩史氏は、“企業の枠を越えて、未来を信じ、共に明日を創っていく”というメッセージに基づいて楽天グループを運営しています。

創業から20年を迎え、グローバルイノベーションカンパニーを目指すことを掲げています。 Eコマースのパイオニアとして、ポイントプログラムやクレジットカード決済など、世界に先駆けて新サービスを導入してきました。

今も常識にとらわれることなく、画期的なアイデアを組み合わせてイノベーションを生み出し続け、人々の夢を実現する後押しや世界に喜び・楽しさを届ける企業を目指しています。

まとめ

今回は楽天グループの創業者である、三木谷浩史氏についてご紹介しました。

三木谷浩史氏はイノベーションの力を信じて、ECモール事業を中心にインターネット関連事業を展開し、成功を収めました。今では日本を代表する経営者・資産家であり、多くの人々の憧れでもあります。

また、慈善活動も積極的に行っており、人としても優れている人物であることがわかりました。

まだまだ成長し続けるであろう楽天グループや三木谷浩史氏の活躍に注目してみてはいかがでしょうか。