StarTrackers-人物紹介ブログ

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矢野貴志の経歴を調査!SOMEWHEREなど音楽イベントや、大物アーティストのコンサートの芸術監督を務める

矢野貴志 イメージ画像

 

様々な音楽イベントや大物アーティストのコンサートなどの芸術監督を務めている人物として知られているのが矢野貴志氏です。

これまでに、いくつもの音楽イベントやコンサートなどを手掛けてきたことから、矢野貴志氏を評価する声も多くあります。

ここでは、矢野貴志氏が今までに監督してきた音楽イベントや大物アーティストとの関係についてご紹介します。

矢野貴志氏のプロフィール

矢野貴志氏は、かつてメジャーデビューを果たしたHIP-HOPプロジェクト、AMBIVALENCEを立ち上げた人物です。さらに2003年にはFIVEMAN ARMYを立ち上げて、日本のヒップホップグループのスチャダラパー、イギリスの音楽プロデューサーのマッド・プロフェッサーなどへ作品を送り出してきました。

スチャダラパーが中心となっているリトル・バード・ネイションは、日本のラップグループ・クランであり、下北沢にあるクラブZOO桑沢デザイン研究所などで仲良くなったヒップホップやテレビゲーム好きな仲間が集まっていて、そこには矢野貴志氏も参加しています。

矢野貴志(芸術監督)氏が手掛けた大物洋楽アーティストのコンサートは?

矢野貴志氏は、これまでにいくつもの大物洋楽アーティストのコンサートを手掛けています。ここでは、今までに手掛けてきた大物アーティストについてご紹介します。

My Bloody Valentine日本公演

My Bloody Valentineは、1984年にギタリストであるケヴィン・シールズが中心となって結成されたオルタナティヴロックバンドです。

1988年に発売された「ユー・メイド・ミー・リアライズ」で大ブレイクし、甘い声と脱力感のある歌い方で多くの人を魅了しました。日本では「マイブラ」と呼ばれ、1991年、2013年、2018年には単独ライブを開催しています。

Massive Attack日本公演

Massive Attackは、イギリス出身の音楽ユニットです。ヒップホップ、レゲエ中心ですが、ロック、ジャズ、ソウルなどのサウンドテイストをミックスした音楽性が特徴的です。暗くて重さのある音がどこか心地よく感じ、この音楽の中毒性にハマった人も多くいます。

2010年に前作から7年ぶりに新作を発表し、フジロックフェスティバル2010の最終日にヘッドライナーとして登場しました。

Chemical Brothers日本公演

ダンスミュージックとロックの架け橋となるパイオニア的存在がChemical Brothersです。ビートルズの楽曲「トゥモロー・ネバー・ノウズ」を現代によみがえらせたことでも評価されています。グラミー賞をはじめとする様々な受賞経験があり、1995年から定期的に日本ツアーも開催しています。

The Libertinesの特別公演

イギリスのロックバンドThe Libertinesは、ガレージロックのリバイバルムーブにおいて欠かせないグループです。

2002年、2003年、2004年と日本で来日公演を行い、2005年には2年連続NMEアワーズでベストブリティッシュバンドに選出されました。

過去にHackney Empire(ハックニーエンパイア)劇場で開催された特別ライブは、英国高級新聞紙など最高で5つ星評価を獲得しています。

矢野貴志氏が手掛けた音楽イベントは?

矢野貴志氏は、海外アーティストの日本公演を手掛けてきましたが、The Libertinesの特別公演は大成功となり、英国高級新聞紙で最高ランクの評価を受けた人物です。

ここでは、矢野貴志氏が手掛けた音楽イベントを中心にご紹介します。

・SOMEWHERE(with 1001 Candles)

SOMEWHEREは、アーティストにとって本物の芸術と音楽の魂を見つけ、斬新でユニークなライブ経験をしてもらうことをテーマにしているイベントです。国際音楽祭となっていて、英国や日本で開催されています。アートディレクターとして矢野貴志氏など多くの芸術家が参加しています。

矢野貴志氏は、SOMEWHERE、1001candlesの芸術監督を務めていて、2019年開催の「国際音楽祭 SOMEWHERE,」では世界のトップアクトが連日ライブを行い、総勢2万人を動員しました。

「国際音楽祭 SOMEWHERE,」初の海外公演はロンドンハックニーエンパイア劇場で、1001本のキャンドルが装飾された幻想的な空間でアコースティックな演奏が開催されました。

2019年には、銀杏BOYZ峯田和伸氏とイギリスのロックバンドSpiritualizedがNew years eve GALA CONCERT Somewhere, 1001 candlesに登場しています。

2020年になる最後の2日間の日本公演は、ロンドン公演を忠実に再現した内容で開催されました。

矢野貴志、somewhere_2019年9月ロンドン・ハックニー・エンパイヤ

somewhere, ロンドン公演(2019年9月)

・Rocks Tokyo

「ROCKS TOKYO」は2010年から2012年まで開催されていた野外音楽フェスです。東京都・新木場若洲公園でプロデューサーは矢野貴志氏、オーガナイザーは鹿野淳氏が務めました。

10-FEETONE OK ROCKサカナクションSEKAI NO OWARI星野源エレファントカシマシサンボマスターなどのアーティストが出演しています。

アートディレクターのサイモン・テイラー氏との関係は?

矢野貴志氏は、アートディレクターであるサイモン・テイラー氏と長年の交流があることをインタビューで語っています。

ロンドンで出会ったことをきっかけに交流が続いているようで、クリエイティブなことを相談する際にサイモン・テイラー氏から想像以上の答えが来ることで大きな刺激になっている存在のようです。

そこで気になるのが、サイモン・テイラー氏の経歴についてです。

サイモン・テイラー氏は、イギリスのクリエイティブ集団「トマト(TOMATO)」の創設者であり、音楽、建築など様々な分野で活躍しています。

これまでに、日本国内でも数々の実績を残していて、テレビ朝日のロゴ制作、ソニーコーポレートアイデンティティ、歌手のUAさんのMV制作なども手掛けた経験があります。

サイモン・テイラー氏は、自由な精神が必要であることを常に考えていて、「柔軟に考えることで様々なものがコネクトして新しく誕生していく」という信念をもって創作活動に向き合っているそうです。

これは、芸術に関することでなく洋服や自転車、音楽などジャンルにとらわれることがないとしています。

このようなサイモン・テイラー氏との交流により、矢野貴志氏はクリエイティブで刺激的な交流から新しいアイデアを生み出すだけでなく、カタチとして表現していると考えられます。

今後も矢野貴志氏は、様々なアイデアをカタチにしていくことでしょう。

まとめ

矢野貴志氏は、アーティストの海外公演やフェスの日本公演を手掛ける人物です。過去には、手掛けたイベントが海外で大きく評価された実績を持っています。矢野貴志氏は、クリエイティブなものを様々なカタチにして表現するのが得意なので、今後の活躍も見逃せない人物でしょう。